「善意であってもデマの拡散は責任を問われる」香川県側にいる該当者に言葉の重みが伝わるか
今回の記事は当サイト所定条件で無断転載など可能とします。条件についてはこの記事の左にある「表現空間S.R 各ページ」一覧の中にあります。
当サイトでは現在、「2020年 香川県のネット・ゲーム依存症対策案はむしろ全国規模の悲劇にならないか」シリーズを掲載している。
そこでは香川県政関係者が「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」を提案し素案をまとめたこと、それに対する問題点についても触れた。
強力な規制をかけようとしているのにその根拠について不正確な情報を根拠としていないのか、そういった行為は不当な規制につながるだけでなく、依存症対策において逆効果になる可能性も述べてきた。
不正確な根拠で正当性を訴える形はある意味「デマの拡散」になりかねないのでは。
その「拡散」の効果らしきものが別の地方で出てきている。「香川県の動きを見て」自分の自治体でも条例を、と言い出したところが出てきている。
もっとも当該自治体では、香川県の規制方法をそのまま取り入れるのか、何かしらの変化を加えるのかは未定のようだし、条例成立を進めるのかも不確定なところもあるようだが…
これをお読みの皆さんへ。ゲーム・アニメ・コミックを楽しむかどうかは個人の考えでよいでしょう。しかしそれらの楽しみに対してどう考えようとも、デマの拡散が容認されるものではないことは十分理解すべきと思われます。