すでに入り込まれていたとはな、それも３０年以上も……

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　今回の記事タイトルについてだが…その意味についてはタイトルを見ただけで想像がつくという方も少なくないと思われる。
　以前の記事「投票での考慮は『確かな根拠より影響力が勝ってしまう政治の世界』ことを防止するのも一考」では、選挙に関する注視すべきこととして、こんなことを書いた。

　根拠が無いにもかかわらず自分たちの思いが正しいとカルトのような信じ込みをする者たちが政治力を持つことで、我々の権利を不当に脅かされることになる可能性について、である。

　その記事を作成してからわずかな日数が過ぎた後、参議院議員選挙の日まであと少しというときにそれは起こった。

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　安倍元首相銃撃事件である。

　２０２２年７月８日、安倍氏は選挙の応援演説のため、奈良県を訪れていた。
　その演説の最中に……銃で撃たれて死亡。
　犯人は４１歳の男。凶器は男が自作した手製の銃。

　材料は入手が難しくないものを集め、試射を行い、そして……であった。

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　・　すでに入り込んでいたカルト

　男の犯行動機はこのようなものだった。

　旧統一教会（現在は「世界平和統一家庭連合」という名称）に母親が多額の献金をして、一家に膨大が被害が発生。
　可能ならば教団のトップを、と考えていたが、成功が見込めずに断念。

　ターゲットを教団と関係が深いと思われる政治家に変更。いろいろな情報を見て、出した結論として標的が……

　そして事件後、多くの者たちで語られるようになったことがある。

　事件自体は許されない。ただ、事件が無ければ旧統一教会や、決して少なくはない宗教をめぐる問題…だけでなく……
　宗教が多くの人々を不幸にしている事態に世間の注目がここまで集まらなかったというのも事実である、と。

　それと、これも忘れてはならない。
　すでに日本は外国の宗教団体に入り込まれていた。それも相手が軍事行為をせずに……ということも。

　旧統一教会を含め宗教をめぐって最近注目され始めた問題点については、すでに多くで語られているのでここには触れない。

　最後に。今回の記事タイトルにある３０年前、についてだが…
　旧統一教会の行為が問題視された時期。１９７７年４月～１２月の間に生まれた私は当時中学生。そのときもヤバイ宗教、という思いはあった。
　それから長い年月が経った今、実際はもっとヤバイという思いが強くなっている。

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