あのゲームソフトは評価に使うことができるか

　今回の記事は当サイト所定条件で無断転載など可能とします。条件についてはこの記事の左にある「表現空間Ｓ．Ｒ　各ページ」一覧の中にあります。

　今回の記事タイトルについて。
　ゲームソフトのタイトルは「Horizon Zero Dawn」、PlayStation 4のゲームで、メーカーはソニー・インタラクティブエンタテインメント。

　そして、今回の記事タイトルについてだが…

　この記事は「Horizon Zero Dawnの評価をする」ものではなく、「Horizon Zero Dawnを評価のツールとして使う」的な意味合いを込めて作成してみた。

　とは言えこの記事では、Horizon Zero Dawn のネタバレが含まれることには注意してお読みいただきたい。
　またゲーム内容についての記述は、ゲーム内容そのものを私が直接見たものではなく、動画サイトで見た内容などをもとにしていることをあらかじめお断りしておく。

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　・　文明崩壊前には、良くも悪くもいろいろあったものである

　このゲームの舞台設定は現代文明が崩壊してから１０００後の世界となっている。
　そして文明崩壊直前の時代については、西暦２０２１年からそんなには経っていないと思われる。

　そして物語では、文明崩壊が近づいてきた時点でその時の人類は、自分たちの文明の記録を残そうという趣旨で映像作品のデータを記憶装置に入れることにしたと思われる描写があった。
　将来の人類に残す意味合いもあったようだ。

　ただ、その際……目的からすると、何だか……という映画を提案してきた者がいたという。

　具体的な名称として登場したのが「ムカデ人間」シリーズだった。
　物語の設定では文明崩壊前の時点では、その映画のシリーズが１６本制作されていたという。
　（現実の２０２１年８月３日時点では、３本）

　現実に存在するこの映画シリーズの内容については、ここでは触れないでおく。調べる際は食事中は注意、そして、精神的ダメージには細心の注意を、とだけ述べておく。

　結論から言うと……提案は１６本すべてが却下となった。それも、あからさまな言い方を添えた形で。

　「ソドムの市」という作品名も登場する。これについては「過激だが芸術」として、残されることになっているという。

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　・　もし、あの映画が提案されたとすると、評価は…

　ここから書くことは、私が青少年時代、１９８０～１９９０年前半に、道中で見たある激しい言葉に関することである。
　ある映画について、重大な問題があるから上映するなと言わんばかりの文面がばら撒くような勢いで置かれていた。
　映画のタイトルについてはあえて触れないでおく。

　その映画についてだが……今から４０～５０年ほど前の、日本映画。
　その映画については私が直接見たわけではないが、各種情報によると教育のみならず、「広い意味でドロドロした人間模様」を描いたもののようである。

　モデルとなった実在人物やその周囲の人々と、制作者サイドで大きなトラブルがあったり、制作手法に問題があったり、と言われている。

　そこで思い浮かんだのが「Horizon Zero Dawn」の前述の記録についてである。

　もし、その映画を記録に残したいと提案があった場合、審査過程や結果はどうなるのだろうか。
　映画内容や「問題」の観点から、提案は却下となるのだろうか。
　それとも、「負の要素が大きいが、歴史的資料の観点から」といった感じで残すのだろうか？

　ダークな感じでの空想が浮かんでくる。

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　・　映像作品の評価の基準の参考になるかも

　「Horizon Zero Dawn」で１０００年前の人類が、どんな考えでどんな制作物を記録として残したか、あるいは残さないことにしたのか。

　そこから話を発展させて現実の制作物を評価する際、世界がどうなっているかは別として「１０００年後の人類にこの作品を見せることができるかどうか。見せる場合、注意書きをどうするか」という観点から創作物を視聴するのも一考かもしれない。

　それを踏まえて今回の記事タイトルとなった。

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