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2020年2月 8日 (土)

国境は権力者の思惑を問わずいざとなればすぐに封鎖されてしまうもの

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 また渡航に関する正確な情報は皆様自身でご確認ください。

 今回の記事タイトルは新型コロナウイルスをめぐる世界の状況や我が国の対応、そして私が若い頃から今に至るまでの権力者の動きを見聞きして書いた。
 「権力者」については政治的な立場だけでなく、経営者の立場を有する経済的立場の者も含めている。

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 ・ ウイルスによってグローバル化という言葉の勢いで何でも押し通すことはできないと思い知らされた人類

 もし世界が、とにかくグローバル化すればよい方向に向かうならば、最終的にはこのようになってもよいはずである。
 ・ 世界中の人々がどこの国に出かけても、自分の居住国や国籍関係国と同じような言動が可能。
 ・ 地域によって言動に制約があったとしても、上記の概念を壊さない程度にとどまる。

 ……結論から言うと、無理な話である。
 だからこそどこの国でも、自国民が他国への渡航・現地滞在の際に十分注意すべきこととして、自国と同じような言動が取れない可能性を考慮して、と呼びかけているのである。

 記事を作成している時点で日本では出入国と新型コロナウイルスに関連して、すでにやむを得ずこのような対応をとっている。

 ・ 中国全土については不要不急の渡航をやめるように呼び掛けている。地域によっては渡航中止勧告となっている。
 ・ クルーズ船については乗客・乗員全てが船内待機となった船舶や、入港拒否となった船舶がある。
 ・ 一定要件を満たした外国人については入国に制限がかかる。日本人の帰国時の対応も用心したものとなる。

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 ・ 海外進出・低コスト・グローバル化の利点とされる面にばかり注目してしまい…

 2000年代初頭あたりから経済界で、中国進出が流行り始めた。
 その時によく語られていた主な利点は、中国の貨幣が日本円より安く活動費用や人件費が安い。輸送コストがかかったとしてもメリットの方が大きい、というものだった。

 もっとも、全ての企業がブームに乗っかったわけではなく、国内生産という点を売り物にする道を選んだ企業も少なくなかったが。

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 ・ 海外移転をほのめかし、規制を緩和しろと迫るような論調

 今でこそ国により就職氷河期世代への支援や、国民の生活安定化のために国から企業への賃金上昇要請、生活を守るための過重労働対策が少しずつながら進み始めた。
 しかしつい最近までは経営者側のこのような言動が公の場で公然と行われていたのである。評論する者が述べたこともあった。

 必要とされる規制に対してまで「経済活動の阻害になるから緩和、撤廃しろ。でなければ企業活動を海外に移転せざるを得なくなる。日本の産業は空洞化する」と…

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 ・ 利点ばかりに注目してリスク考慮が不十分だった可能性はなかったか

 個人・企業を問わず、外国で活動をする場合、現地の法制度、社会情勢の変化にも注意しなくてはならない。
 事件・事故・災害に巻き込まれた場合の対応についても日本とは異なる点や、日本ほどうまく機能しないことさえある。
 こういったことによる弊害は、大企業といえども対処することが困難になるケースも少なくないであろう。

 前述の中国進出については、私が住んでいる富山県東部でもよく言われたものである。
 そして今、私が見聞きした程度でも、中国に進出したが国の違いや社会情勢などの変化に対応できず、苦慮しているところもあるという。
 それなりの規模の大きさで地元では有名だった企業でさえ、進出失敗による損害が会社経営をおびやかし、倒産に至ったところもあったという話も。

 いずれにせよ一般市民も、だが、日本国内でそれなりの権力を有する者であっても、今一度「他国への渡航・現地滞在の際に十分注意すべきこととして、自国と同じような言動が取れない可能性を考慮する」必要があることを再確認してみるのが良いかと。

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 ・ 国境がやむを得ない形で閉じられて

 現在、世界規模で入出国管理体制が強化されている。日本を含む世界中の多くの個人・団体が、他国で予定していた活動を中止することになったという。
 改めて私が思ったことが、国境は権力者の思惑を問わずいざとなればすぐに封鎖されてしまうものだということだった、

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