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2018年2月11日 (日)

安易に「自殺をする奴は心が弱いから」と言えない理由は「愛国的」団体にありそうだ

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 相変わらずというべきか…自殺者に対して安易に「心が弱い」と吐き捨てるような言い方をして、本人はおろか、家族など周囲の人たちまで追い打ちをかける出来事が後を絶たない。
 ストーカーの加害者が被害者に対して思い通りにならないからと無理心中をするなど、明らかに身勝手な理由であれば、自殺者本人に対してはある程度の批判はやむを得ない。

 しかし心が弱り切った末の行為にそんな言い方はあんまり、という事例が多いのも事実である。

 そして…

 今回の記事タイトルについてはある人物の自殺と、その人が関わっていた「ある団体」から考えるという趣旨が由来である。

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 ・ ある程度強い志がないとできなかったこと

 評論家の西部邁氏が2018年1月21日、入水自殺で死亡。享年78。
 諸説によると、社会への迷惑をできるだけ小さくする形で自分の最期を決めるつもりだったという。

 西部氏といえば「新しい歴史教科書をつくる会」(以下、「つくる会」と表記)の発足当時に積極的に関わった関係者の一人である。

 同会のサイトの (文頭にh)ttp://www.tsukurukai.com/News/index.html#300122news に「<訃報>西部邁氏 逝去」というタイトルでご冥福をお祈りする趣旨の記事が書かれている。

 同会の主張に対しては人によって賛否が分かれだろう。ただ、これだけははっきりしていると考えられる。
 「心が弱い」者は間違いなく同会の発足に関わることはできなかったであろう

 今でこそ日本史に関して従軍慰安婦や南京大虐殺について「虚構を暴く」なんて言い方が安易に公の場でまかり通っているが、つくる会の発足時点ではそれがなかなか叶わないのが現状だった。
 特に会長や理事など重要なポストにいる者たちは「日本軍を過剰に美化する。軍国主義」などと冷淡な視線をモロに喰らっていた。

 そんな中で活動していくには、通常の一般人の平常心程度では到底務まらない。

 それでも西部氏を含む関係者は、(同会が主張する)「自虐史観」を何とかしようと活動していった。

 今回の記事はいわゆる歴史認識の正誤に関するものではない。これをお読みの方々についても、つくる会の主張に賛同する方もいれば反対する方もいることを念頭に置いている

 ただ、それとは別に考えなくてはならないことがある。そう考え、今回の記事タイトルとなった

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