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2013年4月24日 (水)

勢いだけで憲法を変えることの危険性と愚かさ (1)

  今回の記事は当サイト所定条件無断転載など可能とします。

 ここ最近、憲法を改正すると安倍総理がやけに元気よく発言をしている。

 一例としてコチラのYahoo!ニュースを参考資料とする。

 < 96条改正、参院選で堂々と掲げて戦う…首相 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130423-00000689-yom-pol 読売新聞 4月23日(火)17時50分配信 >

 ニュースについては当サイトの参考資料考慮事項の1、2を念頭に置いた。

 今回の記事タイトルについて「(1)」となっているが、これは今後、当サイトで特集を組むことを念頭においてのこと。

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 ニュースより憲法に関する記述を引用。

ーーーーー引用開始ーーーーー

 安倍首相は23日午前の参院予算委員会で、憲法改正の発議要件を過半数に緩和する憲法96条の改正について、「7月の参院選でも、堂々と掲げて戦うべきだと自民党総裁として考えている」と述べ、参院選の党公約に明記し、争点とする考えを示した。

 「憲法制定以来、六十数年にわたり、全く(改正に)手をつけていない。96条の改正は、国民の手に憲法を取り戻すことにつながっていく」とも述べ、要件緩和で社会の変化に柔軟に対応する改正が可能になるとの利点を強調した。

ーーーーー引用終了ーーーーー

 ちなみに現行憲法の96条は次の通り。

ーーーーー引用開始ーーーーー

 第九章 改正 

第九十六条  この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

   憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

ーーーーー引用終了ーーーーー

 ・ いつの時代でも権利を守れるようにするためのもの

 漫画家の小林よしのり氏がニコニコ動画をはじめとするサービスの機能「ブロマガ」を用いて、憲法改正についていろいろ述べている。
 小林氏の言動については賛否が分かれるかもしれないが、リンク先については目を通してみると良いかもしれない。
 これも当サイトにおける今回の記事の参考資料とした。また、当サイトの参考資料考慮事項の1、2を念頭に置いた。
 なお、参考にしたのは無料で読める箇所のみであるが、ご了承願いたい。

 < 「『憲法96条改正』は立憲主義の破壊だ!」小林よしのりライジング号外 http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar200636 記事の日付は 2013-04-18 12:30 となっている >

 小林氏は憲法改正の手続きについてこのように述べている。引用において文字の色、太さは原文ママ。

ーーーーー引用開始ーーーーー

 自称保守派は、「日本の憲法は世界一改正が難しい規定になっており、それはGHQが占領憲法を永遠に押しつけたかったからだ」と必ず言う。
 全員そう言うので、かつてはわしもそうなのかと思っていたのだが、自称保守派が全員一致で言うことは大概ウソだと学習したので、自分で確かめてみた。

ーーーーー引用終了ーーーーー 

 詳細はリンク先を読んでみると良いと思える。
 それなりの民主主義国家となれば、憲法改正についてはどこかで高いハードルが掛けられるようである。
 それについて小林氏はこう述べている。引用において文字の色、太さは原文ママ。

ーーーーー引用開始ーーーーー

  他にも例はいくつも挙げられるが、通常の法律の改正よりも特別難しくなっているのは、憲法の常識なのである。

 そもそも憲法とは、国民大衆が権力者を縛る手段として存在するものであり、権力者の都合で安易に改正できないようになっているものなのだ。
 それに憲法は他のすべての法律を規定する特別な法律であるから、その安定性はある程度、確保されなければならないのも当然なのである。

ーーーーー引用終了ーーーーー

 なるほど、ごもっともである。
 あまり手軽に変えやすくすると権力者にとって都合のよいものや、カルトじみた独善的な判断で国民の権利が脅かされてしまう。
 政治家自体がそういった思惑や思想を持たなくても、支持者の顔色をうかがって「やらかして」しまうことだってある。

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 ・ 変えること自体が目的になっていないか

 日本を良くするための「改正」ではなく、変えること自体を目的とし、理由を後付けしていないか。
 今回はそれについて簡単に書いてみる。

 以前は憲法「改正」の理由を「国民について権利ばかり書かれているから自分勝手な者が増えた。義務を強化しなければならない」と叫ぶ者(自民党関係者の多くも含まれるであろう)が目立っていた。
 ところが戦前やそれ以前にも、キレる者や見勝手なこと・モラルのないこと・すさまじいことをする者がそれなりの数で存在していたことが明らかになっていった。
 当然、現行憲法が無かった頃の話である。

 まずは少しずつでも良いので考え始めてみては……

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