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2010年8月 9日 (月)

過剰に悪影響だと叫ぶ者は現状の死刑制度に賛成しないほうが良い

 今回の記事は当サイト所定条件無断転載など可能とします。

 ゲーム・アニメ・コミックなどにおいて、青少年その他社会への影響を懸念する声が聞かれることがある。
 もちろんそういったことを考えることも大切であるが、残念なことに全体を把握すれば決して残酷とはいえないものにまで一部の現象(血が出るシーンがある)などを過大に強調するとか、その他モロモロにおいて過大に危険物扱いするケースも多い。

 そういったことを専門家と呼ばれる人たちやPTA関係者までが行っているのだから、余計に始末が悪い。

 そして私は思った。

 そこまで悪影響だって騒ぎ立てる方々は現状の日本の死刑制度に賛成するのは止めておけよ、と

 死刑制度そのものについての是非ではない。現状の日本の死刑制度について、である。

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 現行法ではわが国の死刑執行は絞首刑を用いている。この「絞首」についてだが…

 昔見たドラマで、死刑にせよ、首吊り自殺にせよ、首が絞まった状況で死ぬ人が出てきた。そういったケースではきれいな死体として描かれていた。
 せいぜい、首が絞まったときのあとが残る程度の描写だった。さて…現実は…

 絞首で人が死んでしまった場合について。死刑廃止論者達が詳しく解説しているのでそういったサイトや書物などを見てみるとよい。
 書物「完全自殺マニュアル」(著:鶴見 済  発行:太田出版 1993年7月初版発行)も参考にしてみる。今回参考にしたのは1998年4月の第77版発行のもの。

 首吊り自殺の死体は見た目はほとんどが「ダラーン」「ブラーン」としており、生きている状態と変わらないという。
 死後すぐに鬱血したり、舌が飛び出たり、目玉が飛び出すといったことはそんなに無い。こういったこともある、という程度。
 但し何日も経てばこういった悲惨な死体になってしまうようだ

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 もっとも、失禁や射精は起こりえるという。「完全自殺マニュアル」では62ページに 【 失禁を防ぎたければ、事前にトイレに行っておくだけでいいし、射精をしたくなければ自慰でもしておけばいい。 】(【 】内は引用) とあった。
 しかし死刑執行の際、そこまでの余裕が死刑囚に与えられるかどうか…

 先日、死刑執行に当たって千葉法務大臣は死刑執行に立ち会ったという。となれば「死刑囚が死ぬ瞬間とその後」も見たことであろう。
 大臣は死刑の実態(死刑制度の運用や死刑囚の処遇、国内外の情勢など)を幅広く公開した上で存廃の議論を深めていくという。

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 ・ 現実に起きている「残酷シーン」

 冒頭では「過大に悪影響を叫ぶのなら現状の日本の死刑制度には賛成しないほうが良い」といったことを書いた。
 危なっかしい考え方だが、現状の死刑の実態を広く公開するのならば、死刑の手段として用いられている絞首について、死んでいく様子や死後の遺体の様子まで実態を公開してみてはどうだろうか。いくつかの実例を集めてみて、である。
 死刑に限らず死因が絞首によるものの死体について、死後どれだけ経過してこうなりました、ということを写真や映像まで交えて…である

 残酷かもしれないが、このような刑罰が現実に日本でおこなわれており、その刑罰の結果こんな状況が作られる、ということを公開する。
その上で…このような現象が起こる刑罰、あなたはどう思いますか、と問うのである。もちろん被害者遺族に対しても、裁判官に対しても……

 「残酷だ!」と目を背けても、そこで行われる現実

 もっとも、「死に様」を見た後でもやはり死刑制度が現状のままでいいという人もいるであろうし、「ぜひとも犯人をこんな目に合わせてやりたい」という被害者遺族だっているかもしれない……

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 死刑のあり方については廃止論者が死刑について詳しく解説したうえで自説を展開するのが多く、死刑に対する是非はどうあれ、参考になるものもある。

 外部サイト「村野瀬玲奈の秘書課広報室」の「死刑FAQ (適宜更新)」 http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-532.html にリンク集がある。リンク先やそこで紹介されている数々のサイトは当サイトと立場が同一ではないが参考になる。

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