運動が巨大化した以上、今更道徳崩壊説が怪しいといわれても困る人達
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つい先ほど、安倍元総理が推し進めていた教育改革を応援していると思われる大きな団体のサイトを見てきた。
名前はあえて言わない。
別に見たからといって何ら得することは無い。
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これまで多くの有識者や団体が「昔に比べて日本の道徳は崩壊した」「治安が悪くなった」なんて言ってきた。
さらに若者については「昔に比べてモラルが乱れた」なんて…
自分の主張が正しいと信じたその者たちは、あれこれ行動をしてきた。
国民のことを権利を制限されても仕方がない存在と主張した輩も少なくなかった。
教育改革もこんな考えを基に進められていった……
最近では、それらの動きに対して「現実にはそれほどひどくなったわけでもないのにメディアなどがやたらと危機感を煽るような報道などをしたため、過大に騒ぎが大きくなったりしただけでは」と、冷静になることを呼びかける動きも少なくない。
しかし、そうなってくると、内心では「今更そんなことを言われたって困る」なんて出てくる人たちも出てくるであろう。
膨大なカネと時間をつぎ込んだ者は、それが無駄になってしまうことを認めたくない者だって出てくるであろう。
「おかしな言説で俺達の権利をおびやかしやがった!」と批判されるのを嫌がる者だって…
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で、前述の大きな団体であるが…
多くの著名人や政治・経済に関わる大物、有識者が参加している。
やたらと「道徳が乱れた」などと騒いでいる。
その団体はすっかり巨大化しており、もし自分達の主張が怪しいとするといろんな意味で大崩壊をしてしまうことだろう。
もう、何が何でも自分達の説が正しいと言い切るしかないのかもしれない。一部の現象を過大に強調して騒いだり、自分たちの著名人としての発言力をフル活用したり、いざとなればカネの力だって……
だが、そのために我々の権利がおびやかされるのでは、たまったものではない。
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いくつかの外部サイトへリンク
< サイト名:村野瀬玲奈の秘書課広報室 記事名:「厳罰」は無効である http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1513.html >
犯罪に対しての厳罰については当サイトと立場は同一ではないが、危機感を煽られた影響で根拠の無いまま治安が悪化した、若者のモラルが低下したなどと思い込むのはやめようという観点から読んでみると良い。
< サイト名:後藤和智の雑記帳 記事名:お知らせ(H21.10.31) http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/memo/2009/10/h211031-1985.html >
若者報道のあり方を研究している後藤和智氏のブログ。
< NPO「POSSE」のブログ 記事名:民主党政権のマニフェスト分析と『官僚たちの夏』…次号特集も『POSSE vol.5』解説その5 http://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/b9f9f6072fd753d84fb469ec410ce315 >
働くことと若者についての話題が多い。
< 社民党の保坂展人氏のブログ 記事名:札幌から函館へ、公共事業・教育を論じる http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/72dbb857391f87f9012e636caf677a3f >
若者・青少年バッシング防止政治家として同氏の主張に耳を傾けてみると良い。
< 外部サイト「少年犯罪データベース」内のブログ 記事名:基地内の銃乱射事件 http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/52030523.html >
昔だってとんでもないことをする輩はいたものです。戦前だって…。管理人の管賀江留郎氏は著書に「戦前の少年犯罪」(築地書館)があります。
「少年犯罪データベース」のトップページは http://kangaeru.s59.xrea.com/
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この記事に関する質問と答えとしてどうぞ。
・ 本当に若者・青少年は昔に比べて悪くなったのか、ということについて
用語集の「投書欄」「若者・青少年バッシング」