行き過ぎた方法や指導などに名を借りた暴言・暴力その他をまかり通さないことも犯罪防止策に
<追記:この日の23:59頃 後述の「自分は耐えたのだから~」の項目の6を追加>
今回の記事は当サイト所定条件で無断転載など可能とします。
助言や厳しい指導に名を借りた暴言や暴力、理不尽な仕打ち…
よく、学校教育では体罰、会社などではパワハラ(パワーハラスメント:会社の上下関係を利用した嫌がらせなど)という言葉で表記される。
それ以外の場所でも呼び方はどうあれ、こんな現象はおきていることであろう…
そんな現象について、いまだにこんなことをいう者が多い。
「昔はこれが当たり前だったのだから」「自分だって耐えてきたんだ」「耐えられないとダメなヤツ」などと…
これで数多くの理不尽な仕打ちがまかり通ったことであろう…
しかしそれに耐えられることと、人としての良し悪しは別として考えた方が賢明である。
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私は犯罪被害において被害者感情を思うと、確かに厳罰もやむをえないと思うことも多い。
しかし、これから述べることを思うと、厳罰ばかりが適切な犯罪防止策では無いだろうとも考える。
私は1977年生まれ。私が「青少年」だった頃は冒頭で述べた理不尽なことがまかり通りやすかった。
冒頭で述べた「言説」も今よりも根強かった。
しかし、その一方でこんなことも起きていた。当時の大人の知らないところ、あるいは知っていても無関心だったのかもしれない、こんなことが。
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・ 自分は耐えたのならこんなことも許されるのか。
1. 昔イジメられていた者・理不尽な仕打ちを受けていたものなどが「自分が受けたイジメくらいは耐えろ」「自分は耐えたのだからお前も…」と言わんばかりに、被害を訴える者を冷淡な目で見るようになったり、他の人に実際にイジメをするものまで現れた。
2. 「自分はこれだけの仕打ちに耐えたのだからお前も耐えろ」などと言わんばかりに、おかしいと思えることを正当な手段で異を唱えるものに対して精神的・肉体的暴力で攻撃した。
3. 何かあれば吐き捨てるような言い方や肉体的な攻撃が当たり前の環境にいたために、日常生活においても、他人に対して相手に落ち度があれば暴言じみた言い方でもまかり通って当たり前(特に助言という名目なら)、相手が受け入れてくれて当たり前と思うようになった。言われた相手が怒って当然の暴言でも…
4. 何かあれば吐き捨てるような(以下略)、 相手が自分ほどヒドイ目にあっていない者なら、助言という名目なら暴言でも受け入れてもらえるのが当たり前と思うようになった。
あるいはそこまで言わないにせよ、自分は暴言じみた言い方でも許されるけど、相手は丁寧に反論しなければならないと思うようになった。
5. 何かあれば(以下略)、相手が自分ほどヒドイ目にあっていない者なら、犯罪被害を与えた場合でさえも本来受ける罰より軽く済むと思うようになった。
6. (この項目は追記) 何かあれば吐き捨てるような(以下略)、自分ほどヒドイ目にあっていない者が自分より良い境遇にあることを罪のように思うようになり、その相手に攻撃的な態度、最悪犯罪まで引き起こすようになった。
別に境遇の良し悪しの差がその相手のせいではない。にもかかわらず……
1~6については自分または自分の支援する○○さんは「何かあれば(以下略)に耐えたことで立派になったのだから」なんて言い方をする場合も考えておく。
もっとも、理不尽な環境に耐えようとも、暴言などを正当化するような者が立派なのかという疑問は大いに残るが。
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・ 私の体験談より。あなたの後輩、部下などは大丈夫ですか?
私は1977年生まれ。富山県に住んでいる。県内のある中学校出身。中学生だったのは1990年4月~1993年3月。
中学時代の同級生と、あることでイザコザが起きた。前述の4プラス「自分または自分の支援する○○さんは…」の要素が入ったものとお考えいただきたい。
○○達よ、まあ、私も言い返し方が悪かった面もあるよ。でもさ、自分が暴言じみた言い方をしておいて「言い返し方が悪い」「俺は暴言が当たり前の厳しい世界でやってきたんだ」なんて言えば、日常生活で相手の落ち度を強調して責めるような言い方をしていいだろうか!?
器物損壊までやってくれちゃってさ、それでも苦労してきた人なら何をしたっていいの?
○○さんの友人も、苦労してきた人のすることなら暴言や犯罪被害でさえも軽く見なくちゃいけないというのか?
私の言い返し方も悪かったことは認める。だが、それをことさらに強調して「お前が悪い」なんて暴言や犯罪を正当化するのはアリ?
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・ 被害を言うことをためらった私
警察に被害を言うこともできたが、この程度の事件ではたいした罰則もなくすぐに社会に出てこれるであろう。その後の「お礼参り」を恐れた私は「何かの弾みの事故」として処理した。
また、○○の友人が代理で仕返しに来るかもしれない、という恐怖もあった。
○○とその友人に責められるように「俺達は厳しい世界で苦労して、立派になったんだぞ!!」と言われて、相手の言いなりになるかのように、相手の言い分を飲むしかなかった……
後になって私に「お前だって反論しても良かったんだぞ」なんて言う可能性があったとしても、さんざん暴力で恐怖を植えつけておきながらの状況であり、その言葉を信用しろというほうが無理。
ソイツらとはそれっきり二度と会っていない。向こうは会いたくないであろうし、例えそうでないにせよ私は会いたくない。
・ はっきりとお断りしておきます。
今回述べた私の中学時代の同級生が取った行動は犯罪被害者の保護が今ほどに発達していなかったからこそできた言動です。
どれだけ「厳しい」世界に耐えた人であっても、今となっては同じ手を使うことは困難となっておりますのであしからず。
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・ あなたの周囲は大丈夫?
話が長くなりましたが、何かにつけて理不尽な環境を「自分やみんなも耐えたのだから」「人生にとってプラスになるんだぞ」と肯定している皆さん、「自分は何かあれば暴言や攻撃を受ける世界にいたから立派になった」なんて思っているあなた、本当に大丈夫なんでしょうね……
これは年齢関係なく考えるものとします。
せっかくだから富山県で1990年4月~1993年3月まで中学生だった人に注目してみてはいかがでしょうか。
あなたの後輩、部下なども……
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・ 関連リンク
< サイト名 : 村野瀬玲奈の秘書課広報室 記事 : パワハラ・セクハラの防止に努めるべき理由 (「労働組合ってなにするところ?」から) http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1484.html >
犯罪防止の観点からもパワハラ対策を考えてみては、なんて思ってしまいます。
< サイト名 : 言ノ葉工房 記事名 : 診察。デフレスパイラルバカ。 http://hizjihizji.blog85.fc2.com/blog-entry-616.html >
管理人は、るか氏。その彼氏である、かに太郎氏の職場は適度に上司と部下が言い合えてよいところらしい。今回の記事を思うと私も納得。
< Yahoo!ニュース : セミナー:子どもの環境考えよう スクールソーシャルワーカー目指す人対象 /香川 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091019-00000220-mailo-l37 10月19日14時1分配信 毎日新聞 >
ニュースによると講演では、学校現場での子どもの権利が侵害されているケースについても触れている。今回の記事とあわせて考えてみることにします。
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コメント
私は、被害を受けて病院に通い、会社を退職する側になったものです。
自分は病気だと病名を文字にしてそれに甘える気はありません。
ただ、過去・少し前の自分を振り返って、同じような人たちが少しでも減ればと、描き記しているブログをトラックバックでリンクさせていただけたらと思います。よろしくお願いします。
http://taritari.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-8b71.html
投稿: TariTari | 2009年10月25日 (日) 17時59分