« 「規制に賛成」と言う前に | トップページ | 「規制に賛成」と言う前に (3) »

2008年5月14日 (水)

「規制に賛成」と言う前に (2)

 「『規制に賛成』と言う前に (1)」はコチラです。

 今回の記事は当サイト所定条件無断転載など可能とします。

 YAHOO!ニュース:ネットの危機?自由が奪われる「青少年インターネット規制法案」 (5月14日10時4分配信 japan.internet.com) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080514-00000003-inet-inet

 このニュースでも懸念事項が述べられております。まあ、当然でしょう。

 さて、私はこの記事を書く前に、この法案を推進している高市早苗議員のサイトを見てきました。
 法案への疑問に対する同議員の回答がありましたが、やはり懸念はぬぐいきれません。それをまとめてみました。

 余談ですが人権擁護法案初期バージョンや、鳥取県の人権条例と似たり寄ったりのものが結構あります。

 1. 一部の事件を起こすものばかりを強調し、規制を正当化していないか。

 事件を起こす者の問題とすべきところを、サイトを悪者にされる恐れ。

 2. 「有害」の基準と強制力発動条件があいまいで、恣意的な運用にならないか。言論弾圧もあれば、「有害」認定者の好き嫌いで決め付けられる恐れも。

 特にマスコミなどが散々煽ってくれたおかげで創作系サイトはヤバイところが多いかもしれません。それでなくても世間から偏見を持たれやすいジャンルのサイトはどうなるか…

 3. 「有害」認定者の人選は公正に行われるか。

 コミックなどに偏見を持つものばかりが集まればどうなるか……考えたくもありません。そんなことを言ってられませんが。

 4. 「青少年健全育成のための条例がある地方が多いし、国民の合意は得られている」というが、必ずしも公正に条例が運用されているといえるか。

 コミックなど特定メディアへの偏見から、そればかりを狙い撃ちにするような運用をしていないかどうか……

 5. 適用される罰則にたいして基準があいまい。

 従わなければ事業者に罰金が課されます。そこまでするのならやはりそれなりの根拠を。

 6. 「規制が必要」と言う世論。人によって個人差があるかもしれないことを考えているか。

 前回述べたことと重なりますが…

 「サイトに注意書き表示の義務付けをすべき。」でも、サイト内容自体を規制すべきではないというのもあるかもしれません。
 「規制すべき」=サイトの存在そのものの否定というわけとは限らないでしょう
 また、「あのような性描写があるサイトは規制すべし。しかし、オレのお気に入りのこのサイトまで規制されるとしたら行き過ぎだ~」てなことも、十分想定できます。
 「有害」という概念は人それぞれでしょう

 こんなところでしょうか。他にも問題点があるかもしれません。

 それを踏まえたうえで、よく考えて高市議員のサイトの http://rep.sanae.gr.jp/index_kokkaitusin2.html より、2008年5月12日、13日の箇所をご覧ください。

 今回の記事において、人権擁護法案については当サイト関連用語集のコチラ、鳥取の人権条例については用語集のコチラに沿って言葉を用いております。

ーーーーーーーーーーーーーー

 コメント、トラックバック、当サイト管理人へのメールについてはコチラで説明をしております。送る前にご確認ください。

 コチラから当サイト全体のトップページに戻れます。

|

ニュース」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

不当な権利制限防止」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

若者・青少年関連」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/416397/20953657

この記事へのトラックバック一覧です: 「規制に賛成」と言う前に (2):

コメント

コメントを書く




コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。