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2008年5月13日 (火)

「規制に賛成」と言う前に

 今回の記事は当サイト所定条件無断転載など可能とします。

 YAHOO!ニュース:P2Pの研究会も「青少年ネット規制法案」に反対 (5月12日14時25分配信 ITmediaニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000029-zdn_n-sci

 より。ITメディアニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/12/news043.html にも同じ内容のものがあります。

 【 NPO法人ブロードバンド・アソシエーションのP2P問題研究会はこのほど、与野党が国会提出を目指して準備している、青少年に有害な内容のサイトの閲覧を規制する法案に反対する意見書を、自民党の谷垣禎一政調会長宛てに提出した。 】そうです(【 】内は引用)。

 意見書の中にはこのような内容があったそうです。

 【  意見書では「青少年に悪影響を与える一定の情報へのアクセスを防止する必要性があることは確か」としながらも、(1)どんな情報をフィルタリングするか保護者の判断によるべきで、一律に規制するのは「知る権利」の重大な制約になりかねない 】とありました(【 】内は引用。注目箇所は赤字に変えました)。詳細はニュースでご確認を。

 インターネットに限らず、青少年への悪影響防止と称したメディア規制についてですが…これについては賛否を決める前に、特に賛成しようと思われた方は、次のことも視野に入れたほうがよろしいかと思います

 このブログではこれまで「『児童ポルノ』という言葉、善意であっても使い方次第では表現の自由への攻撃に」シリーズを書いてきました。現在の最新記事は(13)です。
 このシリーズのメイン記事は(4) 、 (5)です。

 (4)では性犯罪防止のためのメディア規制を望む声があったにせよ、どんな方法で規制すべきかということについては個人差があるだろうに、そのことについては触れられていないのでは、と言う趣旨のことも書きました。
 これを応用する形で、次のことを考えてみます。

 青少年への悪影響防止と称したネット規制については、規制を望む声があったにせよ、すべての声を一律に扱うことはできるのだろうか、と

 こんな感じで。

 1. 「サイトに注意書き表示の義務付けをすべき。」でも、サイト内容自体を規制すべきではないというのもあるかもしれません。
 「規制すべき」=サイトの存在そのものの否定というわけとは限らないでしょう

 2. サイト内容そのものの規制についても個人差があるだろうに、そのことについては触れられていない。
 「あのような性描写があるサイトは規制すべし。しかし、オレのお気に入りのこのサイトまで規制されるとしたら行き過ぎだ~」てなことも、十分想定できます。
 「有害」という概念は人それぞれでしょう

 くれぐれもご一考のほどを……

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