こんな形で酌量の余地を…なんて言われたら
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YAHOO!ニュースで終身刑をめぐるニュースがあった。
< 終身刑 創設目指す超党派議連の準備会合に35人参加 (5月9日9時23分配信 毎日新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080509-00000003-maip-pol >
終身刑は仮釈放のない懲役刑。死刑と無期懲役の間の刑としてどうか、という意見もある。
ニュースによると、終身刑を唱える議員は死刑制度廃止派と推進派双方存在する。それぞれの考えを抱きつつ…
ここ最近、死刑について考えてみた。
死刑が求刑された判決の中で、こんなケースがある。
「被告人のこれまでにおかれた不遇な状況(生い立ちなど)を考慮して、情状酌量の余地がある。環境さえ整えば更生の余地がある」として、死刑を回避するパターン。
これについてはこんな意見がある。
・ 不遇な状況に遭ったといっても被害者が悪いわけではない。よって酌量の余地はない。
・ 犯罪防止の観点から厳罰ばかりではなく、不遇な状況をどう防ぐかも社会が考えるべきではないか。
これについては両者に一定の理解を示すことができる。
次に、その「不遇な状況」についてだがこんな主張をされたらどうなるのであろうか。
1. 被告人は若いうちから職人の世界(またはそれと同等の「厳しい」世界)に入り、何かあれば怒鳴られたり、叩かれたりするのが当たり前の状況を過ごしていた。人並み以上の苦労をしていた。
また、被告人自らがこんな主張をされたら……
2. 自分は被害者より苦労に苦労を重ねてきました。そのこともわかってください。
当然、被害者やその遺族は納得できないだろう。特に2のような言い方をされると相当ブチ切れるであろう。
まあ、死刑が求刑されるほどの犯罪は極端なケースだが、どうも「厳しい」世界で「苦労してきた」者の中には、「自分はこれだけの苦労をしてきたのだから、自分ほど苦労をしてない者にはある程度ヒドイ言動が許される」と思い込んでいるものが、ごく一部と思えるが存在しているようである。
これをお読みの皆さん、あなたの周囲は大丈夫でしょうか?今一度、ご確認なさいますよう……
死刑制度については以前このブログで< 「廃止すべし」ではなく「停止すべし」だったら… http://hyoku-sr-note.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a2a5.html >という記事を書いてみました。よろしければどうぞ。
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コメント
お邪魔します。
>「自分はこれだけの苦労をしてきたのだから、自分ほど苦労をしてない者にはある程度ヒドイ言動が許される」
人には「確証バイアス(本人はチェックし
ているつもりでも実は結果ありきになってい
る)」というか自分に都合良く物事をみる傾
向があるからではないでしょうか。相撲部屋
や応援団の「リンチ」や「しごき」もそうな
のかも知れません。後経営者とかも従業員等
に対して「所詮会社の命運など握っていない
人間」と見ていたりして。
投稿 ブロガー(志望) | 2008年5月11日 (日) 12時50分