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2008年4月12日 (土)

「児童ポルノ」という言葉、善意であっても使い方次第では表現の自由への攻撃に (12)

この「『児童ポルノ』という言葉、善意であっても使い方次第では表現の自由への攻撃に」シリーズの
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 (11)はコチラです。

です。メイン記事は(4)と(5)です。

 いつも通り「児童ポルノ」という言葉については、当サイト関連用語集のコチラに沿って用いていくものとします。

 そして…用語集でも書いていますが、実在児童を使ったポルノはさっさと抹消すべしという考えのもとで今回の記事も書いていきます。

 YAHOO!ニュース:<児童ポルノ>アニメやCGなどへの規制見送り…自民 (4月10日21時22分配信 毎日新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000144-mai-pol より。
 同じニュースが「毎日.jp」の http://mainichi.jp/photo/news/20080411k0000m010091000c.html でも見られます。

 参考箇所を【 】内に引用します。注目箇所は赤字に変えたり文字を大きくしました

 【 児童買春・児童ポルノ禁止法の改正をめぐり、自民党の「児童ポルノ禁止法見直しに関する小委員会」(森山真弓小委員長)は10日の会合で、性的な姿態を写実的に描いたアニメやCGなど被写体が実在しない創作物について、規制を見送ることで一致した。 】

 【 アニメなどへの規制には「被害児童が実在しない」などの慎重論が党内で強かった。 】

 とりあえずホッとして…いいのでしょうか。

 別のYAHOO!ニュースで気になるものを見つけました。

 < 漫画、アニメ、ゲームの“児童ポルノ規制”は本当に見送り? (4月12日1時14分配信 オーマイニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080412-00000002-omn-soci >

 オーマイニュースに市民記者として登録されている渋井 哲也さんという方が書いたものです。
 同じものがオーマイニュースの http://www.ohmynews.co.jp/news/20080411/23353 にあります。

 参考箇所を【 】内に引用します。注目箇所は赤字に変えたり文字を大きくしました

 始めのほうに

 【  2001年に横浜で開かれた「第2回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」のなかに、「漫画はCSEC(児童の商業的性的搾取)ではない」というワークショップが開かれた。 】

 というのがあります。それより少し先を読むと…

 【 「横浜グローバル・コミットメント2001」では「児童の性的搾取が許されてはならない」という方針を採択する一方、青少年の参加や教育、文化に関する「青少年アピール」では「文化的・政治的・経済的多様性」への考慮を求めた

 たとえば、日本の漫画、アニメ、ゲームなどに登場する“成人キャラクター”について、海外の読者は、低年齢の子どもと受け取ってしまう傾向も含めた「多様性」への理解を求めた格好だ。 】

 なるほど、ね。まあ、年齢が明らかにされていないキャラクターがいくつに見えようと、そのこと自体は人の感性によるでしょう。
 しかし、それが原因であいまいな基準の規制になってしまうとしたら…。

 ニュースを読み進めていきますと、【 ■漫画やアニメ、ゲームの表現規制は別の枠組みに? 】 というところで気になるところが見つかりました。

 【  しかし、これで、毎日新聞の見出しにあるように「アニメ規制は見送り」となるのだろうか。

 たとえば、公明新聞(3月26日)によると、公明党のプロジェクトチームは「現状を改善する努力は必要として、これらが性犯罪に結び付くという因果関係を明確にする必要性を確認した」と述べている。

 同党は、性犯罪と創作物(アニメやみなしポルノ)との因果関係を把握するため、国の調査研究を求めており、今後の改正で、創作物規制の余地を残そうとしている。 】

 たとえ性犯罪に結びついたにせよ、それは犯罪者側の問題とすべきではないのか、と思いますが。創作物だけではなく、犯罪者が育った環境その他の原因をしっかりと考えた上で。

 あと、自民党議員の発言。

 【  たとえば、野田議員はこう述べている

 「児童ポルノ法や児童虐待防止法は現実の児童を対象にしたもので、アニメなどフィクションなものに対応するには、かなりの法改正が必要となり、時間がかかってしまう。個人的には、改正よりも、新法を立てるべきだと思う」 】

 このブログのこのシリーズ(4)(コチラの記事)では、日本ユニセフ協会のキャンペーンが不当な表現規制にならないよう、反対のための意見・要望の送付などの行動でおさえておくべきと思われるポイントをまとめました。
 そのとき、こんなことも書きました。詳細は該当記事で確認を。

  ITmediaニュース「『漫画・イラストも児童ポルノ規制対象に』約9割──内閣府調査」http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/25/news140.html を見た上で、規制すべき(「どちらかというと」を含む)が9割だったにせよ、それには個人差があるのではないか、「該当メディアに注意書きを設けるほはいいが、絵柄そのものへの規制は行き過ぎ」とか、絵柄そのものへの規制にせよ「あんな幼い子供はまずいがこのキャラクターまで規制されるとしたら行き過ぎだ~」とかになるのでは、と。

 もし、創作物規制が現実のものになってしまうと規制推進論者からでさえ、こんな声が聞こえてくるかもしれません。

 「確かにあんな幼い子どもへの性描写はあんまりだと思って規制に賛成だとは答えた。でも…

 まさか自分が大好きなあのゲーム・アニメ・コミックまで規制されるとはおもわなかった~

 なんてことに…………

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